タイのスイーツ「カオラーム」は小腹に最高


 

 

市場や屋台で売られている「カオラーム」

チェンマイやイサーンで多く見かけるが、

今はタイの各地で売られている。

 

 

カオは米、ラームは竹という意味、

「竹筒入り蒸しもち米」である。

 

ことば通り、竹に米を入れて蒸し焼く

タイで昔からあるお菓子、またはおやつである。

 

材料は、もち米と黒豆と

ココナッツミルクだけのシンプル料理。

 

作り方はもち米を洗って1日置いておき、

黒豆も洗って1日置いておく。

 

 

1日置いたもち米と黒豆を、

ココナッツミルクと一緒に合わせ、

塩少々、パームシュガーを加え竹の筒に流し込む。

 

バナナの葉や竹の葉や藁で栓をして、

炭火に立ててじっくりと蒸し焼く。

 

 

 

栓から出る蒸気の加減で

竹筒を炭火から取り外し蒸しておく。

 

作る人や地域により味は様々である。

 

サイズもS、M、Lと竹の太さにより値段が違う。

 

 

 

私が食べたのは、

サコンナコーンのムアンの役場前で、

Sサイズの細い物だった。

 

 

3本で20バーツ

市場などではその場で焼いたものを買うことができるが、

多くは焼いたカオラームを、

自転車やバイクのかごに入れて売り歩く。

 

 

人が多くいる場所を選びながら、

移動しながら売り歩くのが基本である。

 

手が汚れないように、

焦げた竹の部分はナイフでそぎ落とし

表面をきれいにしてからナイフで割れ目を入れてくれる。

 

食べるときは竹を裂いて中身を取り出し食べるが、

竹の裏の皮も一緒にくっついている。

 

 

 

 

私の奥様はその皮が付いてないと美味しくないと言う。

 

早速食べてみると、

あっさりした甘さに竹の香りがミックスされ驚きの旨さ。

 

あまりに美味しかったので、

奥様に頼んで追加で買ってもらった。

 

スイーツ感覚でいくらでも食べられるカオラーム。

 

小腹が空いているときなどに最高のおやつである。

 

 


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