キャンプの醍醐味


 

私のキャンプとの出会いは、

小学生の頃のスポーツ少年団がきっかけである。

 

 

昔の三角テントで、テントの張り方を学び、

みんなで釜土を作り薪を燃やして飯ごうで米を炊く。

 

慣れない包丁でニンジンや、

ジャガイモなどの皮をむきカレーを作る。

 

キャンプファイヤーを囲んで、

みんなで歌い友情を深めていく。

 

 

 

 

始めて寝るテントの中、

楽しさのあまり消灯時間が過ぎても

友達とおしゃべりしていて怒られる。

 

リュックを枕にタオルケットをかけて

横になった瞬間、爆睡していた(笑)

中学生になった頃は自転車にテントを積んで、

少し遠くまで足を延ばしてみた。

 

 

海辺の松林の中、

友達3人で焚き火をしながら、

飯ごうで米を炊きハムを焼いて食べた。

 

これだけでも旨かった。

 

夜遅くまで色々な事を話していて

寝る時間がもったいなかった記憶がある。

 

高校生になるとオートバイで、

更に遠くまで行ってキャンプを楽しんだ。

 

結婚して子供が出来て、

まだ子供たちが小さかった頃にも

キャンプに連れて行った。

 

 

海辺のキャンプ場で夜中に目が覚めて、

外に出て空を見上げたら、

ものすごい星の数の天の川が見え、

あまりにも奇麗なので娘を起こして

一緒に星空を眺めていた。

 

 

 

 

星が降るとはまさにこのような事で

しばらく娘と星空を見ていた。

 

今でも、

娘の記憶の中にはっきりと残っているらしい。

 

もともと私はアウトドア好きで

夏はキャンプや釣り、冬はスキーや温泉、

その他芋煮やバーベキューなど家族で楽しんだ。

 

 

子供たちが大人になり、

家族で出かける機会もなくなり、

私一人で出かける事が多くなった。

 

 

 

 

連休になるとバイクの後ろに、

テントを積んでバックパックを背負い旅立つ。

 

沈む夕陽が見たいと

新潟の海辺でテントを張る。

 

山の頂から絶景が見たいと

鳥海山にテントを張る。

 

自由気ままに、

途中で良い温泉があれば湯を楽しむ。

 

 

地元の食材を仕入れ、

あまり人がいない場所を選んで

ひっそりテントを張り料理を楽しむ。

 

立つ鳥跡を濁さず

 

きれいに跡形もなくかたずけて、

次の目的地に旅立つ。

 

私には放浪癖があるかもしれない。

 

ひとつの場所に

じっとしている事が退屈である。

 

あてもなく、

ふらっと旅立つのが大好きである。

 

自然の中に身を委ね、

何もない空間に束の間の安らぎの場所を設営する。

 

薪を集め焚き火をしながら料理を仕込む。

 

更に私自身を盛り上げてくれる

アルコールを体の中に流し込む。

 

 

心地よい静けさ、動物たちの鳴き声、

水の流れる音や木々がざわめく音

すべてが自然のBGM。

 

非日常を楽しむのがキャンプ

不便を楽しむのもキャンプ

キャンプを通して自分を見つめ直すと

色々なものが見えてくると思う。

 

ソロでも友達同士でも家族でも・・・・・

またキャンプ虫が騒ぎだしてきた(笑)

 


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