懐かしき三崎公園キャンプ場


 

 

私がタイの彼女と結婚した2009年、
初めてキャンプに連れて行ったキャンプ場の一つに、
山形県の遊佐町と秋田県のにかほ市の県境にある
「三崎公園キャンプ場」がある。

 

 

 

 

 

私の住んでいるところは太平洋側なので、
夕陽はいつも西の山に吸い込まれていく。

 

 

海に沈むきれいな夕陽を、
どうしてもタイの奥様に見せたくて連れてきた。

そんな思い出がある三崎公園キャンプ場である。

 

管理棟へ行き受付を済ませる。

相変わらずリーズナブルな料金

大人一人300円、
二泊の予定なので二人分1.200円を払う。

 

よく見ると管理棟とトイレの間の
芝生広場にもテントが張られている。

 

最近できたらしいが炊事場がない。

 

駐車場入り口右側にある本来のサイトがいっぱいの時に、

臨時で使えるように解放しているらしい。

 

 

 

ここの良いところはインフリーのアウトフリーで、

時間を気にしなくて良いところである。

 

 

キャンプ場の道路脇に車を止めて、

サイトまで荷物を運ぶことが出来るので

荷物の運搬はさほど苦にはならない。

 

 

 

 

早速奥様と二人で設営に取り掛かる。

奥様は手慣れたもので、タンタンと作業をしている。

 

首にタオルをぶら下げて、
日本人顔負けのスタイル(笑)

 

このサイトは天然芝のこじんまりしたサイトで、
10張もすれば、いっぱいかな?と思う。

 

 

炊事場も完備されているが、
トイレだけは管理棟のとなりまで行かねばならない。
以外と距離があるので早めの対策が必要である。

 

 

天気予報は晴れ、きれいな夕陽が見れそうだ。

 

 

夜に備えてランタンの準備や夕食の準備。
そしてキャンプの醍醐味焚き火の準備にかかる。

 

ゆっくりと時間が流れていく。
最高に贅沢な時間。

 

 

 

夕陽が見れるまで少し時間があるので、
早目に近くの温泉に行く事にした。

 

車で遊佐方面に10分くらいのところに、
あぽん西浜という日帰り温泉施設がある。

 

 

すぐ近くに西浜キャンプ場があり、
毎年夏には私も家族でキャンプを楽しんでいるのだが、

このご時世で密を避けねばならない。

 

私達が訪れたのは午後4時頃、
コロナの影響もあり浴室内の洗い場が
一人置きにしか使えなく結構混んでいた。

 

2年振りに西浜温泉の湯を堪能した。

 

身も心も洗い流し(小笑)
サイトへと戻ってきた。

 

 

 

早速乾杯、
乾いた喉に冷えたビールを流し込む・・・・・プハァ~

しばらくまったりタイムで自由時間、
ボーッとしながら過ごす。

 

 

あたりがだんだん暗くなりかけてきている。

波の音をBGM代わりに、
炭に火を入れながらビールをグビリ・・・

焚き火の準備も万全である。

 

バトニングも終わり、
フェザースティックも何本か作ってある。

そしてその時がやってきた。

 

 

真っ赤な太陽が日本海の海に吸い込まれていく。

まるで絵にかいたように水平線が赤く染まっていく。

 

 

 

 

 

何とも言えない・・・・・・
最高・・・・・

この時この瞬間に感謝します。

 

 

このサイトからちょうど左側の岩山の陰に沈んでいくので、
真正面には見る事は出来ない。

柵から身を乗り出すことで夕陽を見る事が出来る。

 

 

 

 

焚き火をしながらしばらく黄昏タイム。

 

この後は、宴の始まりで夜は更けていく。

旨い物を食べ、ビールを飲み干す。

そして、眠くなったら寝る・・・・・

 

波の音が心地よい。

ここに来るキャンパーもマナーが良く、

夜遅くまで騒ぐ人はいない。

 

 

三崎山旧街道が残っていて
奥の細道のルートにもなっている。
そのため公園内はきれいで遊歩道も整備されている。

 

八重桜が植えてあり春の花見キャンプもよさそうだ。

 

 

 

12年振りに訪れた三崎公園キャンプ場は、

当時のまま変わらずに良い思い出を残してくれた。

 

許されるなら、
しばらくこのまま居たいキャンプ場である。

 

 

 

 

 

 


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