海鮮との相性が最高「ナムチム・シーフード」

 

 

料理の脇役のナムチム。

しかし、その料理を盛り上げてくれるのもナムチム。

 

 

今回は、海鮮などに最高に相性が良い「ナムチム・シーフード」を紹介しよう。

ナムチムタレ―とも呼ばれる。

 

 

主役はプリック・キー・ヌーという緑色の極悪唐辛子

 

お湯で、塩、砂糖、味の素を合わせて溶かしておく。

味の素は好みで

 

クロックという臼のようなものに、極悪唐辛子とにんにくを入れる。

パクチーの根もいれるがなくてもよい。

 

すりこぎ棒のようなサークと呼ばれる堅い棒でトントンと細かく潰していく。

お湯を使って合わせていた塩、砂糖、味の素を少しずつ流し込んで味を調えていく。

最後にライムを絞って完成。

 

鮮やかなフレッシュグリーンのナムチムが出来上がる。

 

 

 

 

酸味と辛味がシーフードによく合う。

甘味は控えめである。

 

そして、シーフードの生臭さを考えてナンプラーは入れない。

ここにナンプラーを入れてしまうと生臭さを引き立ててしまう。

 

せっかく美味しいシーフードが生臭くなってしまい、

不味くなってしまいかねない。

 

 

今回はズワイガニと甘えびとたこを用意した。

 

ズワイガニはボイル済みである。

殻を剥き身を取り出してナムチムシーフードに漬けて食べてみる。

 

 

 

 

酸っぱくて辛くてズワイガニの味を引き立ててくれる。

辛さが丁度良い、激辛でもなく後から少し効いてくる辛さが良い。

そして酸味が蟹の本来のうま味を際立ててくれて甘く感じる。

 

 

次に甘えびを食べてみた。

今回の甘えびは子持ちである、
お腹の足の部分に緑色の卵がびっしりと張り付いている。

 

 

 

 

そこにナムチムをつけて一口、やはり酸味が断然合う。

卵のプチプチ感も最高である。

殻を剥いて身を取り出す。

 

鮮度が良いので頭の味噌の部分も食してみる。

 

全然生臭くなく味噌も香ばしい。

身は文句なくぷりぷりで甘い。

流石は甘えび、ナムチムで更に甘さが加わった感じである。

 

 

そしてたこ、

今回のたこは蒸した「たこ」で食感が良い。

 

 

 

ワサビ醤油にも合う。

思い切りナムチムシーフードをつけて食べてみた。

やはり、甘さが際立つ。

酸味がたこ本来の旨さを引き出してくれている。

 

このようにほとんどのシーフードに
抜群の旨さをプラスしてくれるナムチムシーフード。

 

刺身でも、蒸し物でも相性が良い。

その中でも抜群の相性が良いシーフードは、
私個人の感想であるが「ズワイガニ」

夢中で食べていた(笑)

 

 


懐かしき三崎公園キャンプ場

 

 

私がタイの彼女と結婚した2009年、
初めてキャンプに連れて行ったキャンプ場の一つに、
山形県の遊佐町と秋田県のにかほ市の県境にある
「三崎公園キャンプ場」がある。

 

 

 

 

 

私の住んでいるところは太平洋側なので、
夕陽はいつも西の山に吸い込まれていく。

 

 

海に沈むきれいな夕陽を、
どうしてもタイの奥様に見せたくて連れてきた。

そんな思い出がある三崎公園キャンプ場である。

 

管理棟へ行き受付を済ませる。

相変わらずリーズナブルな料金

大人一人300円、
二泊の予定なので二人分1.200円を払う。

 

よく見ると管理棟とトイレの間の
芝生広場にもテントが張られている。

 

最近できたらしいが炊事場がない。

 

駐車場入り口右側にある本来のサイトがいっぱいの時に、

臨時で使えるように解放しているらしい。

 

 

 

ここの良いところはインフリーのアウトフリーで、

時間を気にしなくて良いところである。

 

 

キャンプ場の道路脇に車を止めて、

サイトまで荷物を運ぶことが出来るので

荷物の運搬はさほど苦にはならない。

 

 

 

 

早速奥様と二人で設営に取り掛かる。

奥様は手慣れたもので、タンタンと作業をしている。

 

首にタオルをぶら下げて、
日本人顔負けのスタイル(笑)

 

このサイトは天然芝のこじんまりしたサイトで、
10張もすれば、いっぱいかな?と思う。

 

 

炊事場も完備されているが、
トイレだけは管理棟のとなりまで行かねばならない。
以外と距離があるので早めの対策が必要である。

 

 

天気予報は晴れ、きれいな夕陽が見れそうだ。

 

 

夜に備えてランタンの準備や夕食の準備。
そしてキャンプの醍醐味焚き火の準備にかかる。

 

ゆっくりと時間が流れていく。
最高に贅沢な時間。

 

 

 

夕陽が見れるまで少し時間があるので、
早目に近くの温泉に行く事にした。

 

車で遊佐方面に10分くらいのところに、
あぽん西浜という日帰り温泉施設がある。

 

 

すぐ近くに西浜キャンプ場があり、
毎年夏には私も家族でキャンプを楽しんでいるのだが、

このご時世で密を避けねばならない。

 

私達が訪れたのは午後4時頃、
コロナの影響もあり浴室内の洗い場が
一人置きにしか使えなく結構混んでいた。

 

2年振りに西浜温泉の湯を堪能した。

 

身も心も洗い流し(小笑)
サイトへと戻ってきた。

 

 

 

早速乾杯、
乾いた喉に冷えたビールを流し込む・・・・・プハァ~

しばらくまったりタイムで自由時間、
ボーッとしながら過ごす。

 

 

あたりがだんだん暗くなりかけてきている。

波の音をBGM代わりに、
炭に火を入れながらビールをグビリ・・・

焚き火の準備も万全である。

 

バトニングも終わり、
フェザースティックも何本か作ってある。

そしてその時がやってきた。

 

 

真っ赤な太陽が日本海の海に吸い込まれていく。

まるで絵にかいたように水平線が赤く染まっていく。

 

 

 

 

 

何とも言えない・・・・・・
最高・・・・・

この時この瞬間に感謝します。

 

 

このサイトからちょうど左側の岩山の陰に沈んでいくので、
真正面には見る事は出来ない。

柵から身を乗り出すことで夕陽を見る事が出来る。

 

 

 

 

焚き火をしながらしばらく黄昏タイム。

 

この後は、宴の始まりで夜は更けていく。

旨い物を食べ、ビールを飲み干す。

そして、眠くなったら寝る・・・・・

 

波の音が心地よい。

ここに来るキャンパーもマナーが良く、

夜遅くまで騒ぐ人はいない。

 

 

三崎山旧街道が残っていて
奥の細道のルートにもなっている。
そのため公園内はきれいで遊歩道も整備されている。

 

八重桜が植えてあり春の花見キャンプもよさそうだ。

 

 

 

12年振りに訪れた三崎公園キャンプ場は、

当時のまま変わらずに良い思い出を残してくれた。

 

許されるなら、
しばらくこのまま居たいキャンプ場である。

 

 

 

 

 

 


タイの蟻の卵

 

 

タイでは蟻の卵を食べる習慣がある。

 

赤蟻と呼ばれるツムギアリで、
木に巣を作り2月から5月にかけて卵を産む。

 

出典 Wikipediaより

 

 

3ヶ月の間にしか食べれない貴重な食材で、
スープに入れたり、卵焼きにしたり、
サラダにしたりと幅広く利用される。

 

 

初めてタイを訪れた時に、

義理の兄が住むファーンの街で
初めて蟻の卵を食べた。

 

 

ファーンの場所は
チェンマイから北へ150㎞

バスに揺られて約3時間のところ

 

日本の原風景が残るのどかな街である。

 

 

西側の山岳部はミャンマーとの国境になっていて、
田舎のようでもあるが国道沿いには、
大規模な商業施設が立ち並んでいる。

 

 

 

国道107号線から山岳部に向かって
奥へ約10㎞入って行ったところに小さな村がある。

 

ここに私の奥様のお兄さんが住んでいる。

 

 

 

私達が訪れたのは2月の終わりごろ
まさに蟻の卵の捕獲時期である。

 

蟻の卵を私に食べさせるということで

蟻の卵を獲る事になった。

 

庭に生えている木の周りにビニールシートを敷いて、
長い竹の棒で巣を突く。

 

 

 

次々と蟻と卵が落ちてくる。

私も棒を持って手伝った。

 

何も知らない私は、
夢中で棒で突いていたら背中がむず痒い。

 

木の上から落ちてきた蟻たちが、
私のTシャツに張り付いている。

 

 

日本の黒い蟻よりも大きい赤い蟻が、

首筋から中へ入り、
胸元や背中を容赦なくかじってくる。

 

 

これがとんでもなく痛い。

 

 

痛くて蟻の卵獲りどころではなくなった。

 

足は痛いは、背中は痛いは、
胸やお腹が痛いはで一人でもがいていた。

 

それを見ていた近所の人達が大笑い・・・

 

 

 

服を全部脱いでシャワーを浴びる事で
蟻たちを洗い流してやっと治まった。

 

それにしても狂暴な赤蟻たちである。

 

そんな赤蟻の卵を、
サラダと卵焼きにしていただいた。

 

カイ(たまご)モッ(蟻)デーン(赤い)

と呼ぶイサーン料理

 

 

 

卵のサイズは1㎝弱の大きさで、
食べると「プチッ」とはじけ
中から濃厚な栄養素が口の中に広がる。

 

味は白子を食べてるような感じでほんのり甘い。

 

痛い思いをして食べた赤蟻の卵は、
私にとっては忘れられない味わいだった。

 

この時期、
タイの至る所で蟻の卵が売られている。

 

 

バンコクではあまり見かけないが、
イサーンに行くと市場でよく見かける。

 

一山で30バーツくらいで売られていた。

 

 

 

 


タイで10万円の生活が成り立つのか?

 

 

 

◆年金では生活できない事実(日本の場合)

 

現役で働いている間は、
会社からの給料で生活が成り立つ。

 

 

しかし、問題はそのあと

 

定年、もしくはリタイヤした後は、
それなりの蓄えがあれば別だが、
大抵の人は年金生活を余儀なくせざるを得ない。

 

 

今の日本の現状で年金で生活するには、
すべてを節約して我慢して細々と暮らさなければ
年金だけでは生活していくのが難しいのが事実。

 

 

年金の種類や積立によって受け取る金額は様々だが、
私の場合、普通のサラリーマンであるため

受け取れる年金は10万円にも満たない。

 

 

いままで通りの生活は絶対無理である。

 

年金をもらいながら働くという方法もあるが、
65歳過ぎても働きたくはない。

 

それでは、どうしたらよいのか?

 

 

 

 

◆ 日本という枠を取り外して考えてみる ◆

 

 

 

 

日本での生活が厳しいのであれば、
日本から出てみる事も一つの方法だと思う。

 

 

環境や生活スタイルなどが変わるけれど、
それに順応していく必要はある。

 

 

 

タイの国の場合、
多くのリタイヤ組や現地で働く若者たちが住んでいる。

 

 

 

 

 

年金生活者の実態を見ると、
苦しい思いをしながら生活しているのかと思えば全く違う。

 

スローライフを満喫しながら、
ストレスもなくのんびりと生活している。

 

 

実際、タイでの生活が成り立つのか考えてみよう。

 

 

住む地域にもよるが、
私の場合イサーン(東北地方)を想定している。

 

夫婦2人で、基本は家で自炊はしない。

 

例えば、月の年金が10万円と仮定した場合、

 

  • 電気代は3.000円から4.000円
  • 水道代は1.500円から2.500円
  • ガス代は日本でいうプロパンガス1つが約1.250円

 

光熱費だけ考えると一ヵ月1万円もかからない。

 

自分で家を持たなければ、
アパートメントを利用するのが一番安い。

 

 

安い物件だと2万円もあれば十分な設備が整っている。

 

テレビ、エアコン、冷蔵庫など

生活に必要な物は備わっている。

 

洗濯機はある場合とない場合がある。

近所を探せば安く洗濯してくれる店や
コインランドリーもある。

 

 

賃貸契約の場合

デポジットがある場合2ヵ月分が相場、
解約の場合何もなければ満額戻ってくる。

 

家賃、光熱費で3万円で済んでしまう。

 

 

食費は屋台が充実していて安いので
1日1000円で足りる。

 

食費、光熱費、家賃を合わせても一ヵ月6万円
これで年金での生活が成り立つ。

 

タイでは、生活する上で必要な物は安いが、

必要としないものは日本と変わらない。

 

例えば、たばこや酒

ほぼ日本の値段と同じかそれ以上。

 

 

何よりも時間がゆっくり流れていて、
タイの人達ものんびりしていて笑顔が絶えない。

 

 

親日家が多い国なので住み心地が良い。
お金の豊かさより、
心の豊かさを感じさせてくれる。

 

ストレスのない生き方を選び、
生かされている喜びを感じながら、
楽しく自由にタイの田舎で暮らすのもありだと思う。

 

 

 

PS

隣国マレーシアでは、更に物価が安い。

タイの田舎よりも、
マレーシアの都心部で10万円の生活が成り立つ。


そうだ!タイに住もう!

 

 

 

 

 

屋外での生活や野外での活動
自然に親しむ生活を楽しむこと、
それがアウトドアライフである。

 

小さい頃から自然に親しんできた。

 

 

旅やキャンプ、趣味の温泉やバイク
すべて自然があるからこそ楽しめる。

 

早くに結婚して3人の子供に恵まれた。
その子供たちもみんな、
家庭を持ち親として生活している。

これからは自分自身の事を考えて行かねばならない。

 

アウトドアライフスローライフ

この二つが私のテーマである。

 

自然が好きだからこそアウトドアライフを選んだ。
そろそろリタイヤする時期が近くなったので
スローライフを考える。

 

アウトドアライフを考えてみた場合、
当然地方の田舎になる。

 

 

 

最近はやりの田舎暮らし、
古民家を買ったり借りたりの生活である。

 

田舎の土地は大抵広いので、
庭では野菜を作ったり家畜を飼ったり、
あるいは田んぼを作ったりと想像が膨らむことだろう。

 

 

私も一時期考えたこともあるが、
人里離れた一軒家でない限り、
地域の輪に入らなければならない事の方が多い。

 

 

地域の人達が好意を持って迎えてくれるのであればいいが、
地域には根強いつながりがあるところも多く、
よそ者扱いされる事もしばしば。

 

田舎の集落には、
昔からその土地ならではの言い伝えや伝統が残っていて、
集落一体となっている場所も多い。

 

夢の田舎暮らしをスタートしたが、
人のしがらみが絡んできて
その場所から離れる人も少なくはない。

 

それでは山奥に引っ込んでの生活はどうだろうか?

 

人のしがらみからは解放されるが、
自然との闘いが待ち受ける。

 

水の確保、電気の確保、食料など、
生活に必要な物は自分で何とかしなければいけない。

 

 

 

近くにスーパーや商店があれば良いが、
山奥に引っ込むとそう簡単にはいかない。

 

不便を受け入れ自然に立ち向かう
強い精神が必要となってくる。

 

一番の課題はお金の問題ではないだろうか。

 

 

 

田舎暮らしでも山奥での暮らしでも生活費は必要になる。

 

それなりの蓄えがあれば問題はないが、
年金のみで生活するとなるとかなり厳しいと思う。

 

 

自給自足できれば多少は楽になるが、
そこに至るまで相当の時間と労力とお金がかかってくる。

 

年金以外での収入があれば、
より楽に生活を送る事が出来るだろう。

 

 

 

私が考えている、
アウトドアライフとスローライフの場所は
この日本ではなくタイの国である。

 

 

 

タイの国を分割すると、北部、中部、南部、
そして東北部(イサーンと呼ばれる)と
四つの地域に分けられる。

 

その中のイサーンには、
日本の東北地方とよく似た地域があり、
昔ながらの田舎が今でも残っている。

 

果てしなく広がる青い空、
広大な土地には田園風景が見渡せる。

 

 

 

 

 

 

 

のんびりと流れている時間、
ここではスローライフが実現できる。

そして、半自給自足な生活も可能である。

 

この国の人達はいつもマイペース
細かい事は気にせず、何とかなるさ精神。

 

そして合言葉は「マイぺンライ」

問題ないよ、大丈夫だよの意味。

 

実際私もタイにいる間は、
何とかなるといつも思っているし何とかなっている。

 

 

タイ語が話せなくても問題はない。

 

 

ただし、簡単にいかない事も事実。

 

あらゆる問題を解決しながら、
実現へ向けて行かなければならない。

 

 


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