キャンプのルールとマナー
自然を満喫し楽しむためのキャンプが、
周りにいる人の非常識な行動で
不愉快な思いをした経験などがいくつかある。
今回は私の経験をもとに、
キャンプでのルールとマナーについて触れてみよう。
キャンプの管理施設で、
受付時にルールや注意事項は説明されたり、
規約が提示されているので最低限のルールはわかる。
・ チェックイン、チェックアウトの時間
・ 直火の禁止
・ ごみの処理
・ 施設内の立ち入り禁止区域
・ 非常時の連絡先
・ 消灯時間
・ 駐車に対する諸注意事項など
施設によってはペット同伴可になっているところは、
ペットに対してルールがある。
施設に管理者が常用しているところと無人の場所、
市町村の運営である場合、
管理人が通勤していて夜は不在になるところなど、
その施設によってもルールが異なる。
では、どこまでがルールでどこまでがマナーなのか?
簡単なようなのだが・・・
その人の価値観で大きく変わる部分がマナー。
キャンプと言えば最近はやりの焚き火が定番である。
本来は、調理用に煮る焼く沸かす目的だったのだが、
最近はただ燃やして楽しむ傾向になってきた。
ベテランキャンパーであれば、
簡単に火をつける事が出来るのだが、
慣れない人はなかなか火をつける事が出来ない(苦笑)
そこで登場するのがトーチバーナー
ガストーチと呼ばれる火起こしのアイテム、
これが周りからすると意外とうるさい。
すぐに火が着けばよいのだが、
初心者レベルの人は薪の燃やし方自体知らなく、
闇雲に薪を重ねてガストーチであぶっている(笑)
手順が分かれば1分もかからず火を起こせるのだが、
分からない人は悪戦苦闘。
見ているこっちが疲れてくるし音がうるさい。
私が経験した迷惑話しをいくつか紹介しよう
山形の○浜キャンプ場での出来事
- ペット同伴可のキャンプ場だが、
ペットが夜通し吠えていて大迷惑
- 朝から晩まで焚き火をしている人、
実際いぶしているだけで煙たい。
- 寝静まった頃に打ち上げ花火を上げている人達
- 大音量で音楽をガンガン流している人
- 発電機持参のグループ
音が夜通し響きまわっていた。
鳴子の〇〇高原キャンプ場での出来事
- 車乗り入れOKのサイト
朝早くからスマートキーの操作ミスで
セキュリティアラームが鳴り響いていた。
それも、止められずに永遠と1時間以上も・・・
- ついさっきまで仲良くしていたカップルが、
突然大喧嘩、隣にいる私がハラハラしていた。
夜に撤収して帰って行った(笑)
- 周りが消灯しているのに夜中まで大声で騒いでいる男女。
キャンプ場では意外と声が響く。
どうですか?
いくつか、思い当たる事は無いだろうか。
このように楽しむ事は自由なのだが、
あくまでも周りには配慮しなくてはならない。
嫌な人は山奥深く、
誰もいない野営場など利用するのも手段の一つ。
ただし、初級者は厳しいので
それなりの覚悟が必要である。
最後に、
ルールは定められている事を守れば大丈夫なのだが、
マナーに関してはその人のモラルに左右される部分が多い。
ひとえに定義付ける事が難しいところ。
自分がされて嫌な事に気づけば、
楽しい空間を楽しめるのでは・・・
まわりへの気配りが一番大事だと思う。