「ゴーヤの肉詰め煮込み」
タイ料理と聞くと「辛い」「酸っぱい」「甘い」が特徴。
しかし、中には全く辛くない料理も何種類かある。
その中でも、ゴーヤを使った料理の
「トム・ジュー(ト)・マラ・ヤッサイ」を紹介しよう。
トムは煮る
ジュー(ト)は薄い
マラはゴーヤ
ヤッサイは詰める
基本的に豚のひき肉を使うので、
「マラ・ヤッサイ・ムーサップ」とも呼ばれている。
ムーは豚
サップは刻む、みじん切り、この場合肉をミンチにする。
【2~3人前の材料】
材料はゴーヤ(大)
豚ひき肉(150g~200g)
春雨(適量)
コンソメ(大匙1)
塩(適量)
コショウ(適量)
薄口醤油(小匙1)
ナンプラー
万能ねぎ
タイのゴーヤは30㎝くらいの大きさで苦味もあまり少ない。
しかし、日本では手に入りにくいため市販のゴーヤを使う。
【作り方】
ゴーヤは全体を塩もみして置く。
春雨は水で戻す(10分位)
①ボールに豚ひき肉と春雨を4~5㎝に切って塩コショウ少々をふりかけ
ナンプラーを少し入れ混ぜ合わせる。
②ゴーヤを5㎝幅にカットして、スプーンなどで中の白い綿の部分をくりぬく、
その後塩をすり込んで1分ほど置いておく
。
③ゴーヤを水洗いして水気を取り、穴の中にひき肉と春雨のミンチを詰め込んでいく。
④鍋に水を入れコンソメを入れ沸かす。醤油で味を調える。
⑤肉詰めしたゴーヤを入れて弱火で15分~20分蓋をして煮込む。
くれぐれも沸騰させないように。
⑥ゴーヤが柔くなったら食べるごろ、食べる際にコショウを少々ふりかける。
また万能ねぎを刻んで振りかけても美味しい。
ゴーヤの苦味とあっさりスープがとても相性が良い。
また、ゴーヤの中身のミンチも味が染みていて癖になる美味しさ。
春雨が何気に良いアクセントになっている。
夏のおかずとして最高の一品であるが、寒いときの鍋としても美味しい。
鍋のアレンジとして豆腐を入れたり、キノコ類を入れたり何にでも合う。
一瞬、日本料理と間違えてしまいそうだが正式なタイ料理。
と言っても意外と中華系である。
辛いだけがタイ料理ではなかった。