「9」はタイのラッキーナンバー
タイに来て願いを叶えるためには、
9カ所のお寺を訪ねなければならない。
「何故?」と尋ねると
タイで9は大事な数字でパワーがあると言われた。
日本では「7」がラッキーナンバーであるが
タイでは「9」が縁起が良い数字とされている。
さっそく9カ所のお寺を訪ねてみた。
①ワット・カオシーチャン
パタヤから南に23㎞、
車で45分くらいの所に自然に囲まれた静かな場所に
あまり観光客がいないカオ・シーチャン大仏壁画がある。
崖っぷちに、金色でかたどられた巨大な仏像
大仏の高さは約160m
正面に石碑の文字盤があり、
ろうそくと線香と花を添える。
文字盤の上に硬貨を置いてからお祈りする。
この大仏は私の生まれた
月曜日の神様にもなっている。
②ワット・ロンクン
チェンマイから北東へ200㎞、
チュンラーイの街より14㎞手前にある。
美しすぎる純白の寺院、
別名「ホワイト・テンプル」(白龍寺)
仏教の祖、仏陀の清浄さ、
影を作らない仏の光が宇宙いっぱいに広がり
すべての人に平等に降り注ぐイメージで建築されている。
私の奥様のお兄さんが住んでいる
ファンの街から車で1時間ちょっとの場所、
車から降りた瞬間真っ白く輝く寺院が飛び込んでくる。
すべてが白で異様な雰囲気に包まれている。
寺院に近づくとおびただしく伸びる無数の手、
その上に輪廻転生の橋が架けてあり
そこを歩いて本堂へと入る。
私は金色のお札を買い、
願い事を書いて木にぶら下げて来た。
③ワット・タートーン
私の奥様のお兄さんが住んでいるファンの街は、
チェンマイから北へ150㎞、
バスで3時間半の場所にある。
お兄さんの家に1週間ほど滞在したときに、
お兄さんからバイクを借りて
奥様と二人乗りでメ―アイの街まで行ってみた。
チェンマイの最北端、
メ―アイの街の山の頂に佇む。
下の参道から山頂にかけて9つのエリアに分かれていて、
各エリアに巨大仏が配されている。
お寺の門から山頂までは3㎞
バイクで上って行き一つひとつ見て廻った。
山頂の展望台から見る景色は360度
視界を遮るものがなく絶景である。
眼下には、コック川が流れている。
④ワット・ファン
ファンの街の中にある。
この街で1週間お世話になるので挨拶を兼ねて訪ねてみた。
※画像はありません
⑤ワット・チェディルアン
チェンマイの旧市街地に、
四方を堀と城壁跡で囲まれた中央に建つ巨大廃墟寺院。
高さは約60m
神様の使いのゾウが仏塔を支えている。
本堂の入り口の階段の両脇に
「ナーガ」蛇神が見守っている。
本堂の中はきらびやかな柱が列をなして並んでいる。
チェンマイに滞在したとき、
奥様の古い知り合いのおじいちゃんに
ガイドを頼んで連れて行ってもらった。
チェンマイで最初に行った寺院でもある。
⑥ワット・ローイ・クロッ
ワット・チェン・マンに行きたかったのだが、
ガイドのじいちゃんに
「最初に厄を落として行きなさい」
と言われ立ち寄ることになった。
このお寺はチェンマイでも有名な厄落としのお寺、
車の厄払いも行われる。
タイ語でローイは流す、クロッは運がない、悲運、不運など。
⑦ワット・ドゥアン・ディー
次は「良い運をもらってから行きなさい」
と言われ連れていかれた。
タイ語でドゥアンは運 ディーは良い
良い運をもらうお寺。
⑧ワット・チェン・マン
チェンマイの最強スポット
15頭のゾウが金色の塔を支えている。
ゾウは幸福のシンボルとされている。
本堂には、2体の秘仏が収められている。
ひとつは、
「水晶の仏像」(プラ・セータン・カマ二イー)
雨を降らせる神様。
もう一つは「大理石の仏像」(プラ・シーラー・カオ)
⑨ワット・プラタード・ドイ・ステープ
ステープ山の山頂1080m地点にあるため、
306段の階段を登って行くか、
ロープウェイでしか行けない。
私は奥様と306段を選んだ。
苦労して登った方がご利益が大きいと思ったからだ。
高さ22mの黄金の仏舎利
タイではめずらしい
エメラルドの仏(プラ・ケーオモーラコット)を見ることができた。
仏像の中でも特に霊験があると言われ参拝者が絶えない。
山頂からの眺望は最高で桜の木も植えてある。
これで9つの神様を廻った事になるが、
願いは叶うのか?楽しみである。