国境近くのタートパノムからラオスを望んでみた

 

 

イサーン(東北地方)の周りを、

北から東にかけて

雄大なメコン川が流れている。

 

国を二分している国境の川でもある。

 

 

ナーガ像がシンボルマークのナコーンパノムからは、

第三タイ・ラオス友好橋が架けられていて、
ラオスのターケークに入国することができる。

 

ナコーンパノムではクルーズ船などで、

食事を楽しみながら国境を周遊してくれる。

 

私達はナコーンパノムからではなく、

南へ50㎞の街タートパノムからラオスを望むことにした。

 

平日のせいか観光客は誰もいない。

 

 

私達が展望場所から対岸のラオスを見ていたら、
案内らしき人が近寄ってきて
「ラオスの国境まで船を出してもいいよ」
と交渉してきた。

 

 

1800バーツ(6300円)のところ

1500バーツ(5250円)で手を打ち、
7人でチャーターして行ってみることにした。

 

 


 

 

私達がいるサコーンナコーンから

ピックアップトラックに乗り移動してきた。

車内に5人が乗り私と友達が荷台に乗り込む。

 

 

何故か私は荷台が好きだ(笑)

この街から対岸のラオス側にも、

橋が架けられているが人や車の姿は見えない。

 

 

 

 

調べてみても、

何の橋なのか分からなかった。

 

ラオス側にも川沿いにバンガロー風の建物が見られる。

こちらから手を振ると向こうも答えてくれる。

対岸までは、目と鼻の先。

 

 

ラオス側のイミグレーションが見える。

 

 

少し南に下ると大型船が砂を採取している。

 

 

 

そういえばアユタヤで夜になると、

砂を積んだ船が2連3連と連結して南下していく光景を見た。

 

この辺は質の良い砂が採れるのだろうか?

浅瀬では、ラオスの人達が貝を採取している。

 

 

 

胸元まで水につかり一生懸命探している。

 

このメコン川の中央が境界線になっているが、

それを超えてチャーター船はラオス側に入っていく。

 

大丈夫なのか?

観光客用は通過する分には大丈夫らしい、

ただし長時間止まったりすると

ラオス側の国境警備隊から警告される。

 

以前に、ゴールデントライアングルから

ラオスのドーンサオ島に行ったことがあるが、

このタートパノムからは上陸できない。

 

川を挟んで違う国の人達が住んでいる。

 

当たり前の事だが、

日本人の私には違和感が漂う。

 

私の奥様のお父さんの妹が、

ラオスの旦那さんとラオスで暮らしている。

 

 

いつかラオスにも、

顔を出してみなければならない。

 


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