タイの香味野菜の効能のすごさ


 

 

 

私の家庭で週に何度か食卓に並ぶタイ料理、
沢山のタイの香味野菜が使われている。

 

12年以上もタイ料理を食べてきた結果、
年に一度の健康診断ではすべてが正常値である。

 

体調が少し思わしくないときなどは、

奥様にタイ料理を催促する。

 

タイの香味野菜には

どのような効能があるのか調べてみた。

 

パクチー(コリアンダー)

 

根・茎・葉・種などは、すべて薬味として料理に使われる。

 

βカロチン、ビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB2が含まれ
消化促進や解毒作用の効果がある。

 

我が家では生のまま食べる事が多い。

特に根の部分は栄養があるからと強制的に食べさせられる。

 

春雨を使ったサラダ(ヤムウンセン)や

トムヤムスープの薬味として出される。

 

 

タイ生姜(カー)

 

 

日本語でナンキョウと呼ばれ、

ピリッとした辛みと強い香りがする。

 

日本の生姜よりも硬く、薄切りにしてスープに使ったり、
千切りにしてネーム(イサーンのソーセージ)と一緒に食べたり、

 

 

 

 

また細かくすり潰してカレーペーストに使用される。

 

 

ビタミンA、ビタミンC、鉄、

食物繊維、炭水化物などが含まれる。

整腸、解毒作用、抗ガン作用があるとされる。

 

タイ生姜を使った料理にトムヤムスープや
クンオップウンセン(海老と春雨の土鍋蒸し)などがある。

 

バイマックルー(こぶみかんの葉)

 

 

爽やかな強い香りがあり、
葉は硬いためスープと一緒に煮込むなど、

風味付けとして用いられる。

トムヤムスープやカレーなどには必ず入っている。

 

 

ビタミンC,ビタミンA、ビタミンBを多く含み
抗酸化作用、消化作用、血行促進、抗ガン作用がある。

 

 

レモングラス

 

 

レモンを嗅いだような爽やかな香りがする。
タイの道端には自然に生えている。

 

 

カリウム、カルシウム、鉄分などが含まれる。

 

スープと一緒に煮込んだり(トムヤムスープ)、
細かくスライスしてサラダに入れたり(ラープムゥー)

乾燥させてハーブティーにして飲んだり、
お風呂に入れて香りを楽しみながら美肌効果を実感したり、
虫除けに使ったり何にでも使える万能ハーブでもある。

 

消化促進、鎮静促進、抗ガン作用、抗菌・殺菌作用がある。

 

ホムデン(赤わけぎ)

 

 

赤玉ねぎに似ているが全くの別物、

シャロットとネギの雑種である。

 

独特の香りと風味がありサラダ料理には欠かせない。

 

カロチン、ビタミンCを多く含み
血栓症の予防、下痢止め、咳止め、

利尿作用、消化促進などの効果がある。

 

 

 

そのままスライスして食べたり、

煮る、蒸す、炒めるなどすべての料理に使われる。

 

ホムデンを使った料理にヤムウンセン、ラープムゥーのほか、

トムヤムスープやカレーペーストにも使われる。

 

 

 

これらのタイの香味野菜を使って

美味しいタイ料理を作ってくれるタイの奥様のおかげで、

私は健康を維持できているような気がする。

 

日本に居ながらタイのイサーン料理を、

食べている私は本当に幸せ者だと思う。

 


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