イサーン料理「ゲーンノーマイ」


 

 

 

 

わが家の奥様の実家でもあるタイのイサーン
イサーン料理のタケノコが入っているスープを紹介しよう。

 

ラオスでも有名なイサーン料理「ゲーンノーマイ」

 

同じタケノコ料理で
「スップノーマイ」というイサーンのサラダによく似ている。
味付けもほとんど同じで、
ナンプラーやバジル、レモングラス、唐辛子、砂糖などで味付けされている。

 

 

スープの場合タケノコの臭みを消すために、
「ヤーナーン」という植物の葉を潰した汁を使う。

 

ところがこのヤーナーンがかなり独特の匂いがあり苦い。

日本では手に入らない。

 

私がタイのイサーンのサコンナコーンの実家に行ったときに、
みんなで食べていたのが「ゲーンノーマイ」
ところが、サコンナコーンの実家の場合タケノコ以外に何か入っている。

 

イサーンでは昆虫を食べる習慣がある。

 

日本でも昔はよく見かけたタガメやゲンゴロウ

そして小川などにいた川虫

その他カエルはもちろんセミや蟻なども食材とされている。

 

サコンナコーンの実家のスープに入っていたのが、

ゲジゲジ系で川虫のようなムカデのような虫たちが何種類か混じっている。

 

流石の私もゲジゲジ系は食べたいと思わない。

 

虫なしで少し食べてみた。

 

味の感想は苦いの一言、最初に苦味がガツンと来て
後からタケノコの味やらナンプラーの味やらがついてくる。

辛さがじわじわと後から押し寄せる。

 

美味しいのか不味いのか・・・

二回目は無いスープであった。

 

 

日本では、我が家で奥様が度々イサーン風カレーを作る。
と言っても、カレーとは程遠くカレーの味はしない。

えのきだけや玉ねぎ、タケノコなどが入っている。

 

ご飯と一緒に食べると辛い、
独特のナンプラーの風味が食をそそる。

 

これによく似ているのが我が家のゲーンノーマイ
タケノコとえのきだけ、鱈の身とさつま揚げが入っっている。
ヤーナーンがないため深緑の色がしていない
唐辛子で辛く味付けされていてご飯がすすむ。

 

見た感じ美味しそうなのだが、
思わずタイの虫入りゲーンノーマイを思い出してしまう(苦笑)

 

奥様の手料理に文句は付けられない。
美味しいと食べなければ二度と作ってはもらえない。
虫が入っていないだけ幸せである(笑)

 

 

 


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